2021年09月

人流が減ってないのに感染者激減。
専門家はその理由がわからないという。
ワクチンを2回打ってもクラスター発生。
専門家はその理由がわからないという。

この馬鹿馬鹿しさに声をあげる人が
遅まきながらようやく出てきた。
そうすると支持率頼みの政治家が
そこに乗っかってようやく公式に発言しだす。
すると仲良しマスコミもそこに同調し始めて
世間も徐々に洗脳が解けていく。

遅すぎるくらいだが
ここがコロナ禍におけるピークアウトなのかもしれない。
5類に落とすタイミングも今かもしれない。
管さんが置き土産にそうしていってもらいたい。

総括するにはまだ早いかもしれないが
今回のコロナ騒動で勉強になったことがふたつある。
ひとつは「ファシズムが出来上がる過程」
を目の当たりにしたことだ。
ふたつ目は「風邪のメカニズムと存在意義」
がはっきりわかったことだ。
自ら考え行動した人は今後の教訓として生かせるだろうが
世間の波にのまれていた人は自責の念を抱くこともなく
今後も同じことを繰り返していくのだろう。

そうか。三つ目があった。
「歴史は繰り返す」とはこういうことだ。

「知らぬが仏」
世の中には知らなくてもさして困らないことがたくさんある。
知らないままでいたならばそれまでと変わらずに平穏な日常を送ることができたものを
むしろ知ってしまったばかりに常にそのことが気に掛かりもう平穏な日々には戻れない。
その気掛かりをこの世から葬ってしまわない限りもういてもたってもいられない。
そんなことができはしないとしてもそうせずにはいられない。
病の域に達してしまい自らの身も心も破滅に追いやってしまうことになっても。
知ってしまったことを無かったことにできれば。
そう思っても後の祭り。
知らぬまま生きていくことは人が幸せでいられる唯一の選択肢だった。

アメリカで1983年PCR検査法を発見したキャリー・バンクス・マリス博士が
自身の講演で繰り返し「PCR検査は感染症の診断に使ってはならない」と警告を発していたのは
まさに今の世界を危惧していたからではないだろうか。

そもそも我々人類は太古の昔より細菌やウイルスと共生してきた。
ヒトの体内にあって消化を助けたり健康を維持するために貢献する細菌もあれば
ヒトの遺伝子に逆転写して進化に貢献したウイルスもある。
反対に病気や中毒を引き起こし、ヒトを苦しめたり死に至らしめる細菌・ウイルスもある。
ヒトはこれらに対して無防備なわけではない。
実に巧妙な免疫システムを体内に有し、有害な外敵から身を守っている。
このシステムは生まれたときから常に訓練を繰り返してより強固になっていく。
赤ん坊は頻繁に発熱し、幼児は年中風邪をひき、時には耳下腺炎や水疱瘡ももらってきて
そうして、大人になる頃にはそう簡単には寝込むことの無い身体ができあがっていくものだ。
そうした過程の中で不幸にも亡くなってしまったり、一生抱えねばならない後遺症が残って
しまう人も一定の割合で生じている。
それに当たってしまった人は気の毒だと思うが、それも含めて「自然の摂理」だろう。
歳をとって免疫力が弱まってきたときに孫からもらった(であろう)肺炎球菌で亡くなったり
インフルエンザが重症化して肺炎で亡くなったりするのも「自然の摂理」だろう。
つまりそれがその人としての寿命なのだ。

例年のインフルエンザは年間1000万人が患者となり子どもも含め1万人が死亡する病気だ。
しかし流行期に緊急事態宣言を出したりワクチン接種を政府主導で推奨するようなことはなかった。
一方、新型コロナウイルスは日本では年間100万人が感染し1万人が死亡する病気だ。
(PCR検査で水増しされた数字ではあるが百歩譲ってデルタ株も含めて年間換算してみた)
子どもの死者数はゼロである。
この数字に対し、現在の常軌を逸した狂乱ぶりはどうだ。
すべてはこのウイルスが入り込んできた初期に水際対策として感染経路を特定するため
PCR検査を導入したことが間違いの始まりだったのではないか?
ヒトを宿主として共生するために変異を遂げたデルタ株はもう蔓延しきっている。
今更感染経路の特定も必要ないだろう。
日本中どこでも誰でもデルタ株に暴露し自己の免疫で対処するか、感染して発症に至っているのだ。
毎日この病気の感染者数を追い、重症化する過程を詳細に紹介し、死亡すれば大々的に報道。
そんなことをしていれば、ただの風邪でも何でも恐怖のウイルスに仕立て上げられるではないか。
見えてしまったがために無視できずむしろそれのみがクローズアップされてしまっているのだ。

博士はさらに「使い方によっては誰でも犯人にすることができる」との警告を発している。
科学によって開けてはならないパンドラの箱を開けてしまったのが現在の世界の姿だ。

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